エールフレット統一円盤時計

SF倍率
6.000
時針 (スティーフィ) - 最外周
分針 (クレイト)
玅針 (ニムノー) - 内周
刻針 (ポイフィ)
日針 (トゥイ) - 24時間で1周

時計制御システム

SF倍率: 6.000
0日 0刻 0時 0分 0玅
現地時間モード: エールフレットの住人が感じる時間の流れ (針の速度は一定)
地球観測モード: 地球から見た時間の流れ (重力場の影響で針の速度が変化)
6.000

地球時間同期

現在の地球時間: --:--:--

エールフレット統一時計について

この時計は別名「アルゲンシェロン」或いは「ニムノー゠クレイト・システム」と呼ばれる,架空世界エールフレットの国際機関「那由他八界管理連盟機構」の「国際第二度量衡管理機関」が管理しているエールフレットの統一時計であり,エールフレット・ヒェッラ内であれば基本的にどの座標でも対応できる。この時計は以下の特徴を持つ。

上の時計はこの統一時計の円盤型の再現だが完全ではない。実際の物にはフーリカ数字が用いられ,また内部の24時間メモリ,詰まり日針は存在しない。上の物は時間を分かり易くする為に日針を追加している。
古代に於いて円盤時計は左回りであった。これはエールフレットの文明の中心である植物の成長 (e.g. 蔓の巻き付き) や,内部運動 (i.e. 素粒子のスピンや軌道) を基準としていた為である。これが国際機関成立後には円盤時計は右回りに統一されたが,植物中心思想 (esp. フィオル族) や内部運動等の示す根源性から左回りを「正」とする宗教 (e.g. スオリフィア教会,ユリシフ教会) はこれに反対し,左回りの時計を用いているが,単位等は共通の物を用いている。然し乍ら,この時間単位系を用いて円盤時計を作ると,前述の通り全ての針が0時の方向で重なるのに85440日かかり,十年単位で毎日針が示す時間がずれてしまう。この為,エールフレットに於いて円盤時計は美術や象徴として,或いは別の時間単位系を用いた地方的記述装置であり,エールフレット統一時間単位系 (ETM) に於いては円盤時計は実用的に用いられず,デジタル表示等の数値表示が一般的である。このようなズレが生じて元の状態に戻るのに何年もかかる為,エールフレットの不整合と多層性等の神秘性を象徴するインテリアとして飾られることもあるが,実際にそこから時間を読むことは大変な労力を要する。然し,刻針はどの時間帯域であっても正確に一日で一周する為,一日の内どのくらいの時間が過ぎたのかの目安には使うことができる。従って「刻単位」で儀式を行うスオリフィア教会等の聖堂や修道院では実用的に用いられるが,一般的には殆ど飾り物として置かれ実用的に用いられない。

相対論的時間表現について

1ニムノー (玅) ≈ 1.0416666670765817 秒